[バスケットボール]
2025年12月02日
「失敗した! いいね!!」というコーチの言葉が子どもを成長させる。親も共感、その理由とは一体・・・?
幼少期のジュニア年代は通過点、子供の将来を見て指導することが何よりも大切です。
幼少期の小学校低学年の頃はカラダ(体格)の差があり、相手チームが高学年ばかりだと、ワンサイドの試合結果で見るも無残な結果となります・・・
それを目の当たりにする父兄の方は心配になります。
こんなにボロ負けして、このチームは弱いんじゃないかって・・・(笑)。
しかし、高学年の5、6年生になると、ボロ負けした相手に勝つようになります。
それはPBAの取り組みを通じて、バスケットボール選手として、人間として成長していくからです。
子どもたちは目先の勝ち負けに一喜一憂してもいいのですが、我々指導者は、子どもの将来を見て指導することが何よりもとっても大切だと思っています・・・
バスケットボール選手として考えると、ジュニア年代は完成形・ゴールではなく通過点。結果が出るのはもっと先です。さらに言うと、プロバスケ選手になれる選手はほんの一握りなんです。
99.9%とほとんどの子どもたちはバスケットボールの経験を胸に、社会人としてプロのバスケ選手以外の仕事につきます。
我々コーチ陣は、子どもたちが社会に出た時に、立派な社会人になって、ゆくゆくはバスケットボールに貢献してほしいという想いで、小学生年代の指導に関わらせてもらっています。
【失敗していいね!! そこから何が学べるのか?】
というスタンスに父兄も共感をして頂くことが何よりも大切な教育なんです!!
PBAバスケクラブの父兄の多くが、その考えに賛同して頂いております。
PBAは、コーチ陣と選手・父兄にて、ともに学び、成長していく関係性・仲間なのだという考えを何よりも大切にしております。
誰かに何か支持されたり、言われてやるのはできますが、誰かに言われる前に自分で考えて行動するのは、大人でもとっても難しいことです・・・
それは小さい頃からの体験・経験・挑戦・取り組みの積み重ねなだと思います。
多くの親は、子育てをしていても、子どもに次はこれをやって、あれをやってと言っていたのですが、PBAに子どもを入れて、子供が主体的に荷物の準備や自分の身の回りのことを率先しておこなっていくと、そうではないんだなと考え方を変えていく親もたくさんいらっしゃいました・・・
PBAの子どもたちは、いきいきとバスケットボールをやれているのでいいなと言われることが実に多いです。
それは、コーチがああしなさい、こうしなさいと言ってやることが多いミニバスチームばかりですが、なんでも頭ごなしにダメと言わず、やったことに対して『いいね、自分で考えてやったんだね!!』と言い、失敗しても怒らない。むしろ『失敗していいね。そこから何が学べるのか・・・?』というスタンスなのです。
子どもたち自身も自分で考えて動けるようになったことを実感してます
子どもたち自身も変化は感じています。
とある子供・選手は、
バスケは楽しいし、コーチもただ怒鳴ったりするだけじゃなくて、成長しやすい教え方をしてくれる・・・と元気に答えてくれました。
PBAはマイクロバスで全員で試合会場まで行きます。
親の送迎はないので、バスの車内で、試合の戦略やプレイの内容を自分たちで決めるし、帰りはプレーで失敗したとしても、他のチームだったらコーチが怒鳴って、こうしろって答えをすぐに言うけど、PBAの場合はバスの中でまずは自分で考える・・・ので、コーチになにか言われなくても自発的・自主的に動けるようになります。
それは、コーチも直ぐに答えを言うと簡単ですが、じっと我慢して子供の「考える力」を忍耐強く引き出すことを第一に考え、それが後に子供が成長段階に連れて、バスケ以外の社会面・生活面で自分で論理的に考えて行動を起こすことが出来る【人】になれる・・・ということなんですよね!!
自分で考えて行動する力は中学・高校・大学・社会人生活でも活きている、活きていく・・・
幼少期(小学生・中学生)の頃から、自分で考えて行動することを習慣化(癖付け)することで、子供自身が何か起きたときに、どうすればいいかを自分で考えるくせがつきましたし、学校で先生の手伝いをするときも、周りがやらなくても自らすぐに気づいて、行動できるようになります。
自分の考えを意見として相手に伝えることは、小学生の頃からできるようになります。
それは、行動をすることって、自分で考えて意思決定をしない限り、一歩を踏み出すことは絶対にできません・・・
学校の当番、体育祭や文化祭などでは、自分の係じゃないところでも手伝ったりと、周りに言われなくても動けるようになります。
社会に出た時も、その積極的に行動をすることの考えは大事になると思います。
PBAでは、小学生のみならず、中学生のカテゴリーも同様の考えて取り組んでおります。
主体性を育むことは、一朝一夕にできることではありません・・・
指導者(コーチ)、父兄、選手が同じ方向を見て、忍耐強く取り組んでいくこと。
その重要性かつ大切さを、PBAは今も、これからも大切に育み、取り組んで参ります。
人として成長して頂くための大切なお子様へ向けて・・・



