小学生バスケに必要なこと、それはコート上で自分自身が考えられる力・・・ - 千葉県のバスケットボールブログ

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2018年08月13日 [バスケットボール]

小学生バスケに必要なこと、それはコート上で自分自身が考えられる力・・・

小学生スポーツにとても大切なこと

それって何だと思いますか・・・??

最近、ミニバスに限らず多くの小学生スポーツで、【優勝】ということにこだわりすぎる選手・子供ではなく、コーチ・父兄が多い様に思えます。

もちろん、スポーツは勝敗がつきものですから、負けるよりは勝った方が気持ちが良いですし、優勝ということをチームの目標に掲げていることも悪いことではありません。

が、それが偏り過ぎていませんか・・・??

例えば、ミニバスでいう優勝する・試合に勝つために、10名を試合に出さなければいけないので、チーム人数が10名以上いるのに指導者・コーチが熱を入れて指導をするのは絞り込んだ10名のみ・・・
その10名も4Qにて誰がいつ出るかを固定し、また試合出場したら誰がどのプレイをするかまで固定し、そうでない選手・子供は余計なことはするな・立っていろ・・・という光景も・・・(涙)

何の思い・考え・圧力がそうさせているのか・・・と残念な光景が良く見受けられます。

それよりも、ミスを多くしても選手・子供達が自発的に自分で考えて意思決定をして、一つ一つのプレイを決めて取り組んだことにしっかりと評価し、暖かい目で見守り、そして試合の勝ち負けは結果として捉え、それ以上に自発的に考えて取り組んだ子供のプレイで失敗したプレイを次回の練習で出来るように指導・サポートしてあげること、そのことの方が目先の優勝・勝利よりも小学生の時、小学生スポーツにはとっても重要・大切なことではないでしょうか・・・

当クラブ・PBAでは選手のポジションは固定しません。
それは体格や身体能力が今後、大きく成長する機会もあり、どのポジション、どのスキルも習得することで、その選手・子供の中学・高校へ向けての更なるパフォーマンスを向上する機会創出をさせてあげるサポートをすることを主においております。

また、大会・試合時ごとにメンバーを組み替えること、これは日頃トレーニングを共に積み重ねている選手といつ何時に同じコート上に立ってプレイすることでも互いをリスペクト(尊重)し、よりよいプレイをその時々に発揮する機会を創出するステージを提供してあげること。

そして、何よりも大切なことは、指導者・コーチの一方的なプレイの押し付け、指示で試合をするのではなく、コートに立った選手一人一人がその時々の状況に応じて、自分で・自分達で考え、軌道修正をし、どのようにより良い方向へ展開させるスキルを身に付ける・考える力をつけることが出来るかのコートIQを高めることが出来るか・・・

これって、本当に時間がかかりますし、指導者もコーチングの観点より多くの気付きの質問をいかに多く選手・子供達へ投げることが出来るかの相当なスキルも求められるところです。

勉強もそうですが、答えを言ってしまえば選手・子供達を動かすのは簡単です。

が、それって指示待ち人間の様に、誰かに言われてから動く、言われないと動かない・気づかない人間形成を醸成してしまいます。
その選手・子供が社会人となった時を考えると、その指導方法はベストでしょうかね?
目先の勝利の為に、それを犠牲にするのですかと・・・

それよりも、選手・子供達がコート上で自分たちで考え、自分たちで軌道修正する力を身に付けられたら、それはその選手・子供にとってその先の中学・高校へ進んでスポーツ・バスケにこだわらずに、あらゆることへの思考力を身に付けられていることにて、素晴らしい行動力・思考力・判断力がみにつきますよね!!
それを培うことが、そもそもの小学生スポーツ・小学生バスケットボールをプレイする選手へ捧げるチーム・指導者の存在意義なのではないでしょうか?

当クラブ・PBAはそのような大切なコトをしっかりと念頭に置いて、今後も選手・子供達の成長のサポートを活動して参ります。

昨日のトレーニングも選手・子供達へ考える機会、コンフリクト(葛藤)する機会を提供し、自分で考える力、切り開く力を一歩一歩、身に付けて頂く思いにて、指導させて頂きました。

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