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2023年12月26日 [バスケットボール]

あぶない・・・ あなたの子供は大丈夫?! 子どもたちにバスケを【教える】ことよりも、もっと大切にしなければならないこと・・・

最近、ミニバスチームから多くの子供達がミニバスを辞めて当クラブへ入会されてます。

そこには、ミニバスのコーチ、父兄の環境要因が一番となってます・・・


そんな状況に、あなたの子供は本当に大丈夫ですか・・・??
見過ごしていることは無いでしょうね・・・


あなたのミニバスチームのコーチは・・・

・バスケットボールは好きだけど、プレーした経験がなくて教え方がわからない・・・

・バスケの経験者だけど、指導経験はない・・・

バスケを指導してきたけれど、なかなか上手くいかない・・・

そんなコーチたちはきっと、「バスケをしっかりと教えなきゃいけない」と思っていると思います。


最近、ミニバスチームと練習試合をする機会があって、そこで見たジュニア世代のバスケ環境に衝撃を受けました・・・

コーチの顔色を伺いながらバスケする子どもたち・・・


ミニバスの現場では、バスケを始めたばかりの子どもたちを、まるでバスケゲームの選手を操作するかのように指示し、コントロールし続ける指導者の姿がありました。
バスケが楽しくて始めたはずなのに、子どもたちの多くはベンチにいるコーチの顔色を伺いながらプレーしているのです。

なんでシュート撃たない・・・!
そこどけ・・・!
○○にボールを渡せ・・・!
もっとコートの端にいろ・・・!
ちゃんとやれよ・・・!
俺の言ったことが分からないのか〜・・・!

子どもたちは怒られないようにビクビクしながらバスケしてました。
そんな光景に私は衝撃を受けました。
子どもたちに怒鳴り散らすコーチの多さに、未だにそれが当たり前になってしまっているミニバスの現場に・・・


子どもたちにバスケを教えるよりも大切なこととは・・・

ジュニア年代の指導でとりわけ大切なことは、先ずはバスケを好きになってもらうことです。コーチの存在によって、子どもたちがバスケに夢中になることです。
バスケが楽しいと思えなければ、自ら上手くなろうという自主性・主体性の気持ちは絶対に芽生えません・・・
コーチはバスケを好きにさせ、上手くなりたいという気持ちを育むことが何よりも一番大切です!!

コーチングとは、主体性を育み、自ら気が付き、自発的な行動を促す指導法のことです。

バスケの育成年代の現場で行われているのは、コーチングよりもティーチングです!!

ティーチングとは、知っている人が知らない人に教える、できる人ができない人に教える指導法です。バスケットボールというスポーツは、コートに出た選手が、目まぐるしく次々とオフェンスとデイフェンスの局面が変化する中で、自らプレーを判断していかなければなりません。

つまり、コーチングによって自発的にプレーできるようになる必要があるのです・・・

コーチは、子どもを厳しく指導して、鍛え上げるという発想は、子どもの主体性、自発性を奪うリスクがあることを理解する必要があります。

ミニバスはボランティアコーチがほとんど全員ですので、そんな教育学的なことなど全く理解していない方がほとんどで、そのほとんどのコーチ・指導者は、自分が父兄から良いように見られたい、勝って自分が優越感に浸りたい・・・としか実は思っていないコーチがほとんどです・・・

そんなコーチの下、ひどい場合にはバスケットボールが嫌いになって辞めてしまう子もいます。
強いチームを作って実績をつくるという大人のエゴを子どもに押し付けるだけ・・・
そんなコーチの姿・言い方をベンチの反対側の父兄観客ベンチで子供も父兄も言われていない親子以外も、みんなで我慢している光景・・・
そんなあり得ないこと、あり得ない光景が未だに存在し続けているんですよね、悲しいかな・・・

子どもが上手くなりたい・・・! 強くなりたい・・・!! という心を育むこと、そして適切なタイミングでコーチングをすることが大切なのです。

決して、大人が成長を焦ってはいけません・・・!!

先回りして教えて、子ども自ら気づくチャンスを奪ってもいけません・・・

時間がかかっても、子どもが自ら気がつくことことが、とてもとても大切なのです!!



私がバスケをしている中、幸運なことに素晴らしいコーチたちに巡り合うことが出来ました。
今思い返しても、そのコーチと出会っていなかったら私はバスケットボールを辞めてしまっていたかもしれませんね・・・

そのコーチは、とにかく子どもたちの自主性・主体性を第一に考え、小さな失敗一つでも、上から叱りつけるのではなく、そのプレイはどういう考えでしたの・・・!?と先ずは考え・思いを来てくれたのです。
私たちにバスケットボールの楽しさ、結果はどうであれ、自分で考えてプレイする自主性・主体性・判断能力の大切さを伝えてくれました。

ああしろ、こうしろなどと言われた記憶はなく、ひたすら一緒にボールを追って、プレイした記憶しかありません。

コーチたちは、自分で考え、判断をし、それがどんな結果であっても良しっ!!という、自らの意思決定から上手くなる術を教えてくれたのです。
その様なコーチのおかげで、私たちは時間があればみんなでバスケをして気づけばあっという間に時間が・・・という日々を過ごしました。

これとは真逆のミニバスチームもあります。
軍隊の様にフォーメーション・セットプレイばかりをし、機械人間の様に決められた動きで決められたことだけする・・・
そして、決められたこと以外をすると、雷のような罵声が・・・
だから、結局、その様なミニバスチームを卒業しても、【個の力】がないので、中学生になったら、一切耳にしない選手ばかりを輩出しているんですよね・・・
そんなことなんか、そのミニバスチームのコーチは関係ないですよね・・・
なぜなら、自分のエゴのみでやっているだけですから・・・(笑)

私は小学生時代、コーチにバスケットボールを教わったことは無いといっても過言ではありません・・・
ただし、バスケットボールの楽しさを伝えてもらいました。そのおかげで、バスケが上手くなりたい。プロになりたいという気持ちが生まれ、現役時代はトップアスリートになりバスケを楽しむことができました。

それは、バスケ以外のこと、そして社会人になっても大切なコト、自主性・主体性こそ、全てのモノゴトを自分で捉え・考え・動いて・分析検証をして、またトライ・挑戦をする・・・という素晴らしい思考性が育まれたことと思います。

特に幼少期の頃の環境って、とっても大切です!!

それは、

【三つ子の魂百まで・・・】

幼少期の性質は生涯、変わらない・・・ということです。

それなのに、なぜ、多くの父兄は、そんなことも何も考えないミニバスチーム、そんな指導者の下で、大切な我が子の教育という考えのスポーツ・バスケットボールを託すことを決めるのでしょうかね・・・
疑問でなりません(笑)

学習塾は進学率の高いところ、指導力の高い先生へと探してお願いをするのに、いざ、スポーツ・バスケットボールとなると、小さな世界のママ友だけの小さなコミュニティーで入る・入らされる始末・・・(笑)

幼少期のスポーツ・バスケットボールも大切な教育期間です!!

そのことをしっかりと念頭に置いて、父兄の皆様、どうぞスポーツ・バスケットボールのお子様を託す選択先をしっかりと決めて下さい。

そして、年明けより千葉県ミニバス大会がはじまります。

今、協会よりは「インテイグリテイ」ということが掲げられ、各チームへ徹底するように伝えられておりますが、いざ試合になったら、そんな言葉は全く関係なくなり、上記の様な悲しい事態が・・・

どうぞ、そのようなことがない大会、試合をすることを切に願っております。

当クラブ・PBAは上記のことを回避すべく、目先の勝利主義でコーチ・父兄のエゴを優先することなく、子供達がどうやった自主性・主体性を育むことが出来るかを考え、大会参加・ミニバス登録は一切しておりません・・・

関東の多数のクラブチームで、年間を通して定期的に試合をし、年間を通して子供達が「次はああしよう」「今度はこんなことをしよう」と自分で、自分達で自主性・主体性をもって大会・試合へ挑むこと、そのことの方がジュニア世代・小学生の時期のスポーツ・バスケットボール環境は一番と考え、取り組んでおります。

現在、そのような取り組みに多くの賛同・共感をして頂いた、子供の教育をしっかりと理解された父兄の皆様に支えられ、子供達は楽しく・笑顔で元気よく、自主性・主体性を持って、日々、大好きなバスケットボールを取り組んでおります。

そして、それがその選手・子の将来へと育むことを信じて・・・

pba
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