2017年01月05日 - 千葉県のバスケットボールブログ

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2017年01月05日 [バスケットボール]
必須アミノ酸をすべて含み、いろいろな食品のなかでもトップクラスに優れたたんぱく源となる「卵(鶏卵)」。
健康を維持するために必要な栄養を豊富に含んだ食品であるため、「完全栄養食品」と呼ばれるほど高い栄養価を持ち、幅広い料理に活用できる卵は、この記事を読んでいる読者の方も、活用しているのではないだろうか?
今回は、栄養の宝庫である卵を、より一層身体作りに活用するためのカギを紹介しよう。

卵白・卵黄ともにしっかり食べる

卵が他の食品と異なるのは、卵白と卵黄で栄養価が大きく変わるという点。
卵白は、筋肉の材料になるたんぱく質を豊富に含むうえに、脂質・糖質など他の栄養をほとんど含まない非常に低カロリーで優秀なたんぱく源。それに対し、卵黄は栄養価は豊富なものの、たんぱく質よりも脂質が多い。
そのため、無駄な体脂肪を徹底的に避けるボディビル競技などには、卵黄を避けて卵白をたくさん食べる選手もいる。
しかし、身体作りにフル活用するなら卵黄も食べた方が有効だ。

ビタミン類を豊富に含む

卵に含まれているビタミンであるビタミンA・B・D・E・Kのほとんどが卵黄に含まれており、特に免疫力を高めるビタミンAや、代謝に関わるビタミンB群はスポーツ選手に大切な栄養だ。

レシチンを含む

さらに卵黄には「レシチン」という成分が含まれており、コレステロール値の抑制作用もあるほか、レシチンに含まれる「コリン」には人の細胞膜や脳、神経組織を構成するコリンが含まれる。
卵白に比べてカロリーは高くなるものの、バランスよく栄養を摂取したいスポーツ選手には卵黄も大切な栄養を含んだ重要な食品だ。

目的によって加熱するかしないか変える

有名なスポーツ映画に生卵をジョッキに入れて飲むシーンがあるため、生卵が身体作りに有効というイメージがあるかもしれないが、実は生卵を食べても含まれているたんぱく質の50%ほどしか有効に活用できないことがわかっている。

しかし生には生だけのよさがあり、風邪薬に含まれる「リゾチーム」という風邪の原因菌に対して有効な酵素を、熱で壊さずに摂取することができる。
免疫力のために生で食べるか、たんぱく質を無駄なく摂取するために加熱して食べるか、自分の目的に合った方法で食べよう。

卵は1日に何個食べても大丈夫

これだけ身体作りに有効な成分を持つ卵だが、「1日にひとつまで」というウワサを聞いたことはないだろうか?
これはコレステロール値が上がるからという理由から言われていたものだが、現在は食べたものが直接コレステロール値に影響することはないことがわかっており、厚生労働省は2015年、日本人の食事摂取基準からコレステロールの上限値を撤廃している。
このため卵の1日の摂取量の上限はなく、好きなだけ食べても問題ない。(もちろん、どんな食べ物でもそうだが、食べすぎは厳禁)

卵を身体作りに活用しよう

安価で購入でき、いろいろな食べ方ができるため、スポーツ選手の身体作りに役立つ卵。



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